ししゃも (シシャモ/柳葉魚/子持ちししゃも) ＜生干し＞

ししゃもは北海道の一部地域でしか採れない魚で、食卓に出されるししゃもは「カラフトシシャモ（カペリン）」であることが多い。
「カラフトシシャモ」と「シシャモ」の大きな違いは、鱗の数で見分けることができる。「ししゃも」は200枚前後の鱗があるのに対し、「カラフトシシャモ」は鱗の数が60枚程度。
味にも違いがあり、旬の秋に出荷される「子持ちの本ししゃも」は、プチプチとした食感が特徴。北海道の一部築港などでは、秋のししゃも漁解禁前になるとししゃも釣りで賑わう地域もある。
焼きシシャモを作る場合、焼き方はフライパンでサッと焦げ目がつくまで焼くだけでよい。キッチンペーパーを使い、焦げを少なくする調理法もある。揚げししゃも（ししゃものから揚げ）も美味しく、骨まで食べられる。

ししゃものPFCバランスはたんぱく質中心で、脂質がわずかに含まれ、炭水化物はほぼ含まれていない。

ししゃもの栄養はビタミンB12が特に多い。それ以外のビタミン類はあまり含まれていないので、多種多様な食品を摂取することを心掛け、不足する栄養素を補いたい。特に不足するビタミンはビタミンCとビタミンKである。ビタミンCとビタミンKはブロッコリー、春菊、小松菜、パセリ、ほうれん草、納豆、鶏肉、緑黄色野菜やフルーツなどに多く含まれる。ビタミンCとビタミンKが豊富な料理の代表はブロッコリーサラダやホイコーローなどである。