とろろ汁 (トロロ汁)

とろろ汁は、山芋（ヤマトイモ）を使用した日本の料理で、なめらかでとろりとした食感が特徴です。177g (お椀一杯)あたりのカロリーは約189 kcalです。

とろろ汁の主な材料は大和芋であり、卵黄や山葵、醤油、みりん、日本酒などが風味や調味料として使用されます。大和芋は粘り気があり、滑らかな食感を与えます。

とろろ汁は、擂り下した山芋に卵黄やだし汁を加えて作るトロロ汁や、味噌汁にとろろ芋を加えるレシピなどが人気です。また、大和芋以外の山芋や自然薯などを使ったバリエーションもあります。

とろろ汁は、主に朝食や軽食として食べられることが多く、栄養価も豊富です。

山芋は食物繊維やビタミンC、カリウム、マグネシウムなどの栄養素を豊富に含んでおり、消化吸収がゆるやかな特徴もあります。糖質の量は控えめであり、食物繊維も含まれているため、食事のバランスを考えた健康的な選択と言えます。

とろろ汁の調理法にはいくつかのバリエーションがありますが、代表的なものは大和芋をすりおろして滑らかなペースト状にし、卵黄や調味料と組み合わせて作るものです。その他にも、味噌汁にとろろ芋を加える方法や、具材として野菜や海鮮類を追加する方法もあります。

また、とろろ汁には風味やアクセントとして、山葵やこねぎ、海苔などが使われることもあります。これらの調味料や具材を自分の好みに合わせてアレンジすることで、より個性的な味わいを楽しむことができます。

なお、とろろ汁は食材の性質上、食べる直前に作るのが一般的です。山芋は空気に触れると変色するため、調理直前にすりおろすことがおすすめです。