あさつき (アサツキ/浅葱)

あさつきはネギの一種で、別名アサギやイトネギと呼ばれることもあります。主に薬味として使われることが多いですが、スープや卵とじなどの料理にも活用されます。
冬に出荷されるあさつきの栽培方法には、露地栽培とハウス栽培の2種類があります。一般的にあさつきは冬の間、地上に芽を出した葉が枯れ、雪に覆われた土の中で可食部を伸ばして育ちます。最近ではプランター栽培も可能になり、家庭菜園で育てる人も増えています。
見た目が似ている万能ねぎとは、どちらもネギ属ネギ科に属しますが、種が異なるため別の野菜です。
冬野菜として知られるあさつきを保存する場合、寒い季節であれば新聞紙に包み、風通しの良い暗所に置いておくとよいでしょう。

カロリーSlismの栄養素グラフからあさつきの栄養を分析すると、あさつきは葉酸、ビタミンK、カリウム、リンなどが一食あたりの目安量に対して比較的高めに含まれているのが特徴です。ビタミンでは、充足率が50％以上の栄養素はなく、特徴的に含まれる栄養素はありませんでした。比較的高い充足率の栄養素としては葉酸、ビタミンK、ビタミンAなどが挙げられます。ミネラルでは、充足率が50％以上の栄養素はなく、特徴的に含まれる栄養素はありませんでした。比較的高い充足率の栄養素としてはカリウム、リンなどが挙げられます。食物繊維は目安量に比べて非常に少なめであり、塩分とコレステロールはどちらも目安量に比べて非常に少なめです。