春巻き (はるまき/揚げ春巻き/五目春巻)

春巻きは、アジアの多くの国々で愛されている伝統的な食べ物で、中国、ベトナム、タイ、フィリピン、インドネシア、マレーシアなどで広く食べられています。日本でも中華料理店や屋台、コンビニエンスストアなどで手軽に購入できる一品として定着しています。

春巻きは、薄いパイ生地に野菜や肉、海鮮などを包んで揚げたり、焼いたりする料理です。具材としては、キャベツ、にんじん、きくらげ、豚肉、鶏肉、海老、たけのこなどが一般的に使用されます。また、近年ではヘルシー志向の高まりから、豆腐やキノコ類を使ったベジタリアン向けの春巻きや、揚げずにライスペーパーで包んだ生春巻きも人気があります。

春巻きは、揚げることでパリパリとした食感が楽しめる一方、油で調理するためカロリーが高い食品でもあります。高カロリーなため、春巻きのカロリーを減らす方法としては、揚げずにオーブンやトースターで焼く方法があります。また、冷凍食品メーカーが販売しているお弁当用のミニサイズの春巻きなら、普通サイズに比べて低カロリーなものもあります。

春巻きの種類は、五目春巻き、海鮮春巻き、肉まん風春巻きなど様々で、また、春巻きの皮にチーズやポテトサラダなどを詰めてオーブンで焼く、ピザ風にアレンジしたりする春巻きレシピも人気があります。

最近では、アジア以外の国でも春巻きが人気を博しており、ヨーロッパやアメリカでは、フュージョン料理として、クリームチーズやアボカド、スイートポテトなどの具材を使ったオリジナルの春巻きが提供されています。