ピスタチオ (ピスタチオ塩味) ＜炒り・塩味＞

ピスタチオのカロリーは、中皿一皿分の殻付きピスタチオ40粒（45.6g）の可食部25gあたり154kcalとなっています。さらに、可食部100gあたりでは617kcalです。
アーモンドやピーナッツと並ぶ人気のナッツであり、チョコレート・ケーキ・アイスクリームなどの菓子類に幅広く利用されます。

一般的に一日の摂取目安は40粒程度とされ、殻をむいてそのまま食べられるほか、ペースト状に加工されたものはパンに塗ったりお菓子作りに加えたりすることで手軽に活用できます。粉末やペーストにすることで、色や風味を生かした製菓・製パンの材料としても重宝されています。

ピスタチオは主にイランで多く生産されており、鮮やかな緑色は「ピスタチオグリーン」と呼ばれます。口当たりはカリカリとした硬さよりも、やや柔らかくねっとりした独特の食感が特徴です。

「ピスタチオ」はトルコ、シリア、イスラエルを原産とし、現在ではイラン、ギリシャ、イタリア、アメリカなどが主な産地です。焙煎して塩をまぶしたものはスナックとして親しまれ、近年ではカフェやレストランでもスイーツやドリンクの素材として広く取り入れられています。

成分値は、イランおよびアメリカ産の原料を用いた製品の分析値と、四訂日本食品標準成分表に収載された値をもとに決定されています。ピスタチオは古代から食用とされてきた歴史を持ち、世界中で親しまれるナッツの一つとして現代でも多彩な料理に利用されています。

カロリーslismの栄養素グラフからピスタチオの栄養を分析すると、ビタミンではビタミンB6が目安量の八割を超えて豊富であり、ビタミンK、ビタミンB1も比較的多く含まれています。ミネラルでは、銅が目安量を上回って豊富であり、マグネシウム、リン、カリウムも比較的多く含まれています。
ピスタチオは、ビタミンB6、銅などの栄養素が豊富に含まれているため、これらの栄養素を補うのに有効です。不足しやすい栄養素ではビタミンC、ビタミンD、ビタミンAなどが特に不足しているため、これらの栄養素を豊富に含む食品を組み合わせることで、よりバランスの良い食事になります。